IDIHCS   22126
INSTITUTO DE INVESTIGACIONES EN HUMANIDADES Y CIENCIAS SOCIALES
Unidad Ejecutora - UE
capítulos de libros
Título:
Historias de vida de mujeres inmigrantes de origen okinawense en Argentina
Autor/es:
CECILIA ONAHA
Libro:
Estudios de Género de Okinawa
Editorial:
Otsuki Shoten
Referencias:
Lugar: Tokyo; Año: 2016; p. 149 - 174
Resumen:
 移民史における移民の体験やコミュニティーの形成と発展過程は、いつも男性の立場から書かれていた。女性の経験が含まれていても、特別な例を取り上げているか、未を亡くした女性の場合、夫の経験を語るために取り上げられているケースが大多数である。しかし、女性の運命は必ずしも父親や夫及び息子の運命に縛られるものではない。彼女たちにも希望や夢があり、その活動も移民の歴史では大きく貢献した。本研究では、収集したデータに基づき彼女たちの経験を取り上げ、沖縄県系移民社会における男女のイメージ形成過程を分析し、どのように女性移民がもっていた男女イメージを「自然に」うけいれられていたか、また、受け入れ先の社会の中で、男女関係はどのように変化したか、受け入れ社会の文化や習慣がどのように影響を与えたかを明らかにする。ジェンダーに関してジョアン・スコット(Joan Scott) は、1996年及び2010年に自らの論文で取り上げている概念を適用しながら、「ジェンダー」を分析道具として捉えた場合、そこに四つの側面があることを示している 。一つ目は、文化象徴を通して表現されるものとしてのジェンダーであるが、それがどのような象徴を利用し、どのような場面で表出してくるかということに注目している。二つ目は、利用された象徴がどのように定義され、社会全体に浸透していったかという点で、三つ目は、社会や組織の観点に立ち、ジェンダーが政治的にどのように利用されているかどうかである。そして四つ目は、ジェンダーアイデンティティ形成の過程に主観的な要素があるという点である。結論としてスコット(Scott)は、ジェンダーは社会的協力関係を築くうえで最も強力な要素であると、主張している。[i] ジェンダーに関するこうした議論をふまえ、本論文では沖縄県系移民の大多数が自由移民であったアルゼンチンのケースを取り上げて、移民が保持した伝統文化と女性移民の教育水準、この二つの変数に焦点を当て、受け入れ社会の状況を含めて解釈することも目的とする。[i] ジェンダーについて次の文献を参照した:Marta Lamas, ?Usos, posibilidades ydificultades de la categoría Genero?(in: Papeles de población, July-September1999, Universidad Autonoma del Estado de Mexico, pp.147-178; Scott, Joan.?Historia de las mujeres.? (en: Burke, Peter. Formas de hacer historia. Madrid,Alianza, 1993) ;?Gender Difference in History Women in Chinaand Japan,? 6/6/2011. http://www.womeninworldhistory.com/essay-04.html),Hane,Mikiso (1982). Peasants, Rebels and Outcastes: The Underside of Modern Japan.New York, Pantheon Books. Mackie, Vera C. (2003). Feminism in Modern Japan:Citizenship, Embodiment and Sexuality. Cambridge: CambridgeUP.Miyamoto, Michiko (2006). ?Un trabajomejor para la mujer. ? En: Cuadernos de Japón, vol. XIX, 3, 43-47.